トイプードルを飼うんじゃなかったと思う前に知る欠点と注意点

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トイプードルは可愛らしい見た目と高い知能で人気ですが、飼い始めて「トイプードル 飼うんじゃなかった」と後悔する人もいます。
トイプードルの特徴やトイプードル価格、トイプードルを飼うには毎月いくらかかるのか、さらにトイプードルの一生にかかる費用を知らないと負担が大きく感じることもあるでしょう。
トイプードルの欠点として留守番が苦手な性格や手入れの大変さ、トイプードルがパテラになる確率が高い点も注意が必要です。
この記事では、寿命や健康管理を含めて「トイプードルを飼って大変?」と感じないためのポイントを解説します。
ひで
ひで

飼い始めてからの後悔を防ぎ、愛犬との生活をより豊かなものにしていってくださいね。

この記事を読んでわかること

  1. トイプードルの特徴や性格、飼育の向き不向きがわかる

  2. 飼育費用の目安やトイプードルを飼うには毎月いくらかかるか理解できる

  3. トイプードルの欠点や健康リスク、パテラになる確率を把握できる

  4. 購入価格や寿命、日常ケアの大変さと対策を知ることができる

トイプードルの特徴を理解しておこう

トイプードルは小型犬の中でも特に人気が高く、飼いやすい犬種だと思われがちです。しかし実際には、飼う前にしっかりと特徴を理解しておくことが大切です。

まず、トイプードルは非常に賢い犬種として知られています。

犬の知能ランキングでも上位に入り、学習能力が高いためしつけが入りやすいと言われています。

一方で、頭が良いからこそ主従関係があいまいになると飼い主を試すような行動をとることがあり、しっかりとしたルール作りが欠かせません。

また、トイプードルは甘えん坊な性格を持っており、飼い主とのスキンシップを求める傾向があります。

長時間の留守番が苦手な子が多く、分離不安症を発症してしまうケースもあります。

そのため、家を空ける時間が多い家庭には向かない場合があります。さらに、活発な犬種でもあるため毎日の散歩や遊びの時間をしっかり確保する必要があります。

運動不足になるとストレスが溜まり、無駄吠えや噛み癖といった行動問題が起きやすくなります。

被毛の特徴にも注意が必要です。

トイプードルは抜け毛が少ないシングルコートですが、毛は伸び続けるため定期的なトリミングが必須です。

毛が絡まりやすく毛玉ができやすいため、毎日のブラッシングも欠かせません。こうしたお手入れを怠ると皮膚トラブルの原因になることもあります。

このようにトイプードルには多くの魅力がある反面、日々のケアや飼い主との密な関わりが求められます。

見た目の可愛らしさだけで判断せず、性格や生活スタイルに合っているかをよく考えて迎えることが大切です(環境省 ペットの適正飼養ガイドライン

 

トイプードルの価格相場と購入方法のポイント

トイプードルを迎えるにあたって、価格の相場や購入方法を把握しておくことは非常に重要です。

トイプードルの価格は、一般的に20万円〜40万円程度が目安とされています。ただし、毛色や性別、血統、販売元によって価格は大きく変動します。

人気の高いレッドやアプリコットなどの毛色や、チャンピオン犬の血統を持つ子犬は価格が高くなる傾向があります。

購入先にはペットショップ、ブリーダー、保護団体などがあります。

それぞれにメリットと注意点があるため、どの方法が自分に合っているかを考える必要があります。

ペットショップは気軽に見学できる利点がありますが、親犬の情報や健康状態が十分にわからない場合があります。

一方で、ブリーダーから直接購入する場合は、親犬や飼育環境を見学できることが多く、健康状態や性格の傾向を詳しく知ることができます。

ただし、信頼できるブリーダーを見極めることが重要です。

保護団体から譲渡を受ける方法もあり、譲渡費用は比較的安く済みますが、譲渡条件が細かく設定されていることが多いので事前に確認しておく必要があります。

購入時には、価格だけでなくその後の費用についても考えておきましょう。トイプードルはトリミング代や医療費が比較的かかる犬種です。

初期費用を抑えたとしても、月々の飼育費用や予防医療、万が一の治療費が発生することを考えると、経済的な余裕を持って迎えることが安心です。

このように、トイプードルの価格はさまざまな要素で変わります。

購入方法も複数あるため、焦って決めず、健康で相性の良い子を見つけるための下調べをしっかり行うことが大切です。

 

トイプードルの欠点と注意すべき性質

トイプードルは可愛らしい見た目と高い知能で人気の犬種ですが、飼う前に欠点や注意すべき性質を理解しておくことが大切です。

まず、トイプードルはとても甘えん坊で飼い主への依存心が強い傾向があります。

長時間の留守番が苦手で、強い不安から無駄吠えや破壊行動に発展する場合があるため、家を空ける時間が多い家庭では対策が必要です。

また、トイプードルは骨や関節が細く、膝蓋骨脱臼(パテラ)などの関節疾患にかかりやすい犬種でもあります。

フローリングなど滑りやすい床での生活は足腰に負担をかけやすいため、カーペットを敷いたり段差を減らす工夫が欠かせません。

さらに、体が小さいためちょっとした衝撃でもケガをしやすい点も覚えておきましょう。

被毛のケアも欠点の一つです。

トイプードルは抜け毛が少ない反面、毛が伸び続けるため定期的なトリミングが必要です。

毛がもつれやすく毛玉ができやすいため、毎日のブラッシングを怠ると皮膚炎の原因になります。

これに加えて、トリミングの費用が定期的に発生するため、経済的な負担も考慮しなければなりません。

性格面では警戒心が強く、来客や物音に反応して吠えることがある点にも注意が必要です。早い段階で社会性を身につけさせることで、無駄吠えの軽減につながります。

さらに、賢さゆえに飼い主がしっかりとルールを示さないとわがままになりやすい性質も持っています。可愛さに負けて甘やかしすぎると、後でしつけが難しくなることもあります。

このようにトイプードルにはいくつかの欠点がありますが、それらを理解し適切に対応することで、安心して一緒に暮らすことができます。

ひで
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下の表は主なトイプードルの特徴と対策をまとめてます。

欠点 理由 対策
留守番が苦手 甘えん坊・分離不安になりやすい ペットカメラ・短時間留守番の練習
トリミング必須 毛が伸び続けるシングルコート 1〜2ヶ月ごとのサロン利用・自宅ケア
パテラ発症率が高い 骨・関節が細い 滑らない床・段差対策・体重管理
吠えやすい 警戒心が強い 社会化トレーニング・しつけ強化

 

トイプードルの寿命と健康管理の基本

トイプードルの平均寿命は12〜15年ほどと、小型犬の中でも比較的長寿な犬種です。

適切な健康管理を行うことでさらに長く元気に過ごせる可能性があるため、日頃のケアが非常に重要です。

まず、食事は年齢や体質に合った栄養バランスの良いフードを与えることが基本です。

特に肥満は関節や心臓への負担を増やす原因となるため、与える量やおやつの管理を徹底しましょう。

トイプードルは関節疾患や心臓病、歯周病にかかりやすい傾向があります。

関節のトラブルを防ぐためには、滑りにくい床材を使ったり、ソファやベッドの上り下りの際にはステップを設置することが効果的です。

歯周病予防には、子犬のうちから歯磨き習慣をつけることが大切です。

さらに、シニア期になると心臓病や腎臓病のリスクが高まるため、定期的な健康診断で早期発見に努めると安心です。(獣医師監修:老犬に健康診断は必要?

運動も健康を維持する上で欠かせません。

トイプードルは活発な犬種なので、1日2回の散歩と室内での適度な遊び時間を設けることで、体力づくりとストレス発散につながります。

ただし、骨が細いため激しい運動や高い場所からのジャンプは避けましょう。

さらに、被毛の手入れも健康管理の一環です。

毛玉や皮膚トラブルを防ぐために毎日のブラッシングを心がけ、月1回程度のトリミングで清潔を保つようにしましょう。予防医療として、ワクチン接種やフィラリア・ノミダニ対策も欠かせません。

こうして日常的に適切なケアを行えば、トイプードルは長く健康に暮らせます。

寿命を延ばすためには、食事、運動、予防医療、そして飼い主との愛情ある関わりをバランスよく続けることが何よりも大切です。

 

トイプードルがパテラになる確率と予防策

トイプードルは膝の関節に負担がかかりやすく、膝蓋骨脱臼(パテラ)を発症しやすい犬種として知られています。

パテラとは膝のお皿が正しい位置から外れてしまう病気で、症状が進むと歩行困難や痛みを伴い、日常生活に支障が出てしまいます。

調査では、トイプードルの約14.1%、つまり7頭に1頭が発症していると報告されています。

この割合は小型犬の中でも高く、飼い主にとって大きな心配の種となります。

予防のためにまず意識したいのが、生活環境の整備です。

滑りやすいフローリングのままでは足に負担がかかりやすいため、カーペットやマットを敷いて滑らないようにすることが効果的です。

さらに、ソファやベッドからの飛び降りは膝に大きな衝撃を与えるため、ステップを設置するなど段差の昇り降りを安全にできる工夫も必要です。

また、過度な運動やジャンプを避け、適度な散歩や遊びで体力をつけることが重要です。特に体重管理はパテラ予防に直結します。

肥満は関節への負担を増やすため、フードの量やおやつの与え方に注意し、健康的な体重を維持しましょう。さらに、サプリメントや関節ケア用のフードを取り入れるのも一つの方法です。

症状の早期発見も欠かせません。

歩き方がぎこちない、片足を上げたまま歩くといった異常が見られたら、早めに動物病院を受診しましょう。

定期的な健康診断で膝の状態をチェックすることも予防につながります。

こうした対策を行うことで、パテラのリスクを大きく下げることができます。

 

トイプードルを飼うんじゃなかったと感じないための費用と準備

『トイプードルを飼うんじゃなかったと感じないための費用と準備』は次のとおりです。

ㇾこの章のもくじ

 

トイプードルの一生にかかる費用の目安

トイプードルを飼育するには、初期費用から日々の飼育費用、医療費までさまざまな出費が発生します。

全体の目安としては、トイプードルの一生にかかる費用は200万円〜400万円程度とされています。

ひで
ひで

ペットフード協会が実施した全国犬猫飼育実態調査でもこの金額が報告されています。詳しくはペットフード協会 全国犬猫飼育実態調査をご確認ください。

この金額は、選ぶフードや医療費のかかり方、生活スタイルによって大きく変わりますが、飼い始める前にある程度の予算感を把握しておくことが大切です。

まず初期費用として、子犬の購入費用が20万円〜40万円程度かかります。

さらにケージやベッド、トイレ用品、食器、おもちゃといった基本的な飼育グッズで数万円が必要です。この時点でまとまった出費が発生するため、迎える前に準備を整えておきましょう。

年間の飼育費用には、ドッグフード代やトイレシート、トリミング代が含まれます。

特にトイプードルは毛が伸び続ける犬種なので、1〜2か月に1回のトリミングが欠かせません。

サロンによって費用は異なりますが、1回あたり6,000円〜13,000円程度かかるため、年間では数万円単位の出費になります。

また、予防接種やフィラリア・ノミダニ対策、健康診断などの医療費も毎年必要です。

さらに、病気や怪我の治療費がかかる可能性もあります。

パテラや心臓病などの疾患で手術が必要になると、数十万円単位の医療費が発生することも珍しくありません。

老犬になると介護や通院の回数が増え、介護用品や治療費もかかるため、将来的な負担も見越しておく必要があります。

費用を抑えるためには、必要最低限のグッズから始める、保護犬を譲渡して迎える、ペット保険に加入して医療費の負担を軽減するといった方法があります。

トイプードルと長く安心して暮らすためには、こうした費用の目安をしっかり把握し、計画的に準備することが重要です。

 

トイプードルを飼うには毎月いくら必要?

トイプードルを飼うための毎月の費用は、おおよそ15,000円〜25,000円程度が目安です。

この金額には、ドッグフードやトイレ用品、トリミング代、おやつ代、必要に応じた医療費が含まれます。

ただし、個体の健康状態やライフスタイルによっても費用は大きく変わるため、あくまで参考として考えると良いでしょう。

まず食費ですが、トイプードルは体が小さいためフードの消費量は少なめです。

品質の良いフードを選んだ場合でも月に3,000円〜5,000円程度が一般的です。

トイレシートやシャンプーなどの消耗品は月1,000円〜2,000円ほどかかります。これに加えておやつ代として1,000円〜2,000円を見積もっておくと安心です。

最も大きな割合を占めるのがトリミング費用です。

トイプードルは毛が伸び続ける犬種のため、1〜2か月に1度のカットが必要です。

トリミングサロンの価格は1回あたり6,000円〜13,000円が目安となり、毛玉の多さやカットスタイルによっては追加料金が発生する場合もあります。

医療費も無視できません。

毎月かかるものではないにしても、フィラリア予防薬やノミダニ対策、年に1度のワクチン接種や健康診断の費用を月割りで考えると数千円〜1万円程度が必要です。

さらに、病気や怪我が発生した場合には臨時で大きな出費が伴うこともあります。

このようにトイプードルの飼育にはさまざまな費用がかかりますが、ペット保険への加入やセール時にフードや消耗品をまとめ買いするなど工夫することで、毎月の負担を抑えることも可能です。

 

トリミングや医療費など出費が多い理由

トイプードルの飼育で出費が多くなる大きな理由の一つは、トリミングが欠かせないことです。

トイプードルはシングルコートで抜け毛が少ない一方、毛が伸び続けるため、1〜2か月に1回のカットが必要です。

毛玉ができやすいため、ブラッシングを怠るとサロンでの作業時間が長くなり追加料金がかかることもあります。また、目の周りや足裏のカットなど細かいケアも必要で、トリミング代は決して安くありません。

医療費も年間を通して大きな負担になりがちです。

フィラリア予防やノミ・ダニ対策、混合ワクチンや狂犬病予防接種といった予防医療は毎年必ず行わなければならないものです。

加えて、トイプードルは関節疾患や心臓病など特定の病気にかかりやすい傾向があり、治療や手術が必要になると数万円〜数十万円の費用が発生することがあります。

さらに、シニア期になると定期的な健康診断や介護用品の購入が必要になる場合もあります。

のんちゃん
のんちゃん

下の表な健康診断の内容だよ。

僕は今いたって健康だけど、いずれは病気になるのかなぁ・・・

年齢 健康診断の頻度 主な検査内容
1〜6歳 年1回 身体検査・血液・尿検査・ワクチン
7歳以上(シニア期) 年2回(半年に1回) 血液・超音波(心臓/腎臓)・レントゲン

例えば、関節を保護するためのサプリメントや滑りにくいマット、介護用ベッドなど、年齢に応じたグッズが増えることも珍しくありません。

このようにトイプードルの出費が多い背景には、毛の手入れや予防医療にかかる費用、疾患リスクに備えた医療費があるといえます。

将来的に大きな出費に慌てないよう、ペット保険を利用したり、毎月一定額を積み立てておくと安心です。

 

トイプードルを飼って大変?日常ケアと時間の負担

トイプードルを飼うと、日常のケアにかなりの時間が必要になることを覚えておきましょう。特に被毛の手入れは欠かせません。

トイプードルの毛は伸び続ける性質があるため、毎日のブラッシングで毛玉やもつれを防ぐことが重要です。

これを怠ると皮膚トラブルの原因になり、結果的に動物病院やトリミングサロンで余分な手間と費用がかかってしまうこともあります。

ブラッシングは1日10分〜15分ほどですが、毎日継続する必要があるため忙しい方には負担になりやすいです。

さらに、1〜2か月ごとのトリミングも必須です。毛のカットだけでなく、耳掃除や爪切り、足裏の毛のカットなど多岐にわたるケアを行う必要があります。

これらは自宅で行うこともできますが、慣れないうちは難しく、ほとんどの飼い主がプロのトリマーに依頼するのが現実です。

運動面も考慮しなければなりません。

トイプードルは活発な犬種なので、1日2回の散歩や室内での遊びが欠かせません。散歩の時間を確保できないと運動不足からストレスが溜まり、無駄吠えや噛み癖といった問題行動に繋がる可能性があります。

特に仕事や家庭の用事で外出が多い方は、散歩や遊びの時間を確保することが大きな課題になるでしょう。

このように、トイプードルの飼育は可愛さ以上に多くのケアが必要で、日常的な時間の負担が大きいことを理解しておくことが大切です。

 

旅行や外出が制限される?生活面のデメリット

トイプードルを飼うと、旅行や外出の計画に制約が生じることがあります。

まず、長時間の留守番が苦手な犬種であるため、家を空けること自体が難しくなるケースが多いです。

特に甘えん坊な性格の子が多く、飼い主と離れることで強い不安を感じる「分離不安症」を発症することもあります。

そのため、仕事で帰宅が遅くなる日や急な外出が必要なときに、心配で落ち着かないという飼い主も少なくありません。

旅行に行く場合はさらに大きな問題が生じます。

トイプードルをペットホテルに預けるか、一緒に連れて行ける宿泊施設を探す必要がありますが、ペット可の宿泊先は限られており、利用料金も高くつきがちです。

また、ペットホテルでも環境の変化によってストレスを感じたり、体調を崩す犬もいます。

外出先でも犬を連れて行けない場所が多く、行動が制限されます。

例えば、レストランや観光施設の多くはペット同伴不可であり、犬を置いて長時間出かけるのは難しいでしょう。

そのため、旅行や外食の回数が減る、出かける場所が限定されるといった生活の変化が起こります。

このような生活面でのデメリットは、飼い始める前には意識しにくいものですが、日常の自由度が大きく変わる要因です。

もし旅行や外出が好きな方であれば、ペットシッターや信頼できる預け先を事前に確保しておくことが、トイプードルと快適に暮らすためのポイントになるでしょう。

 

費用や時間を抑えるためにできること

トイプードルの飼育には、トリミングや医療費をはじめとした多くの費用がかかり、日常のケアにも時間が必要です。

しかし、いくつかの工夫を取り入れることで出費や負担を軽減することができます。

まず、トリミング費用を抑える方法として、自宅でのブラッシングを習慣化することが挙げられます。

毛玉やもつれを防げるため、サロンでの作業時間が短くなり追加料金を回避しやすくなります。

また、トリミングの頻度を少し延ばせることもあり、全体の費用を抑える効果があります。

慣れてきたら、顔周りや足裏など簡単な部分だけ自宅でカットできるようになるとさらに節約につながります。

食費や消耗品の費用も見直すことが可能です。

例えば、ドッグフードやトイレシートはまとめ買いやセールを利用すると単価を下げられます。

ただし、安さだけを重視して品質の低いフードを選ぶと健康を損ねて医療費がかさむ恐れがあるため、栄養バランスがしっかりしているものを選びましょう。

ペット保険に加入することも、突然の病気や怪我による高額な医療費の負担を和らげる手段になります。

時間の負担を減らすためには、毎日のケアを習慣化して短時間でこなせる仕組みを作ることが大切です。

ブラッシングや歯磨きなどを決まったタイミングで行うようにすれば、犬も慣れて協力的になりやすくなります。

さらに、散歩や遊びの時間を家族全員で分担するのも有効です。

一人に負担が偏らないようにスケジュールを共有すると、継続しやすくなります。

こうした小さな工夫を積み重ねることで、トイプードルとの生活に必要な費用や時間の負担を大きく減らすことができます。

無理のない範囲で取り入れて、愛犬との時間をより快適で充実したものにしていきましょう。

 

トイプードルを飼うんじゃなかったと後悔しないための総まとめ

この記事をまとめます。

  • トイプードルは賢いが、ルールを徹底しないとわがままになりやすい

  • 甘えん坊で留守番が苦手なため、家を空けがちな家庭には不向き

  • 活発な犬種で毎日の散歩や遊びの時間を確保する必要がある

  • 抜け毛は少ないが毛が伸び続けるため定期的なトリミングが必須

  • 毎日のブラッシングを怠ると毛玉や皮膚トラブルが発生しやすい

  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)などの関節疾患にかかりやすい

  • フローリングなど滑りやすい床では足腰に負担がかかる

  • トリミングや医療費がかさみ、飼育費用は高くなりやすい

  • トイプードルの一生にかかる費用は200万〜400万円程度が目安(下の表にまとめました

  • 月々の飼育費用は15,000円〜25,000円程度が必要(下の表にまとめました

  • 人気の毛色や血統は子犬の購入価格が高くなる傾向がある

  • 購入先によって親犬の情報や健康状態が把握できない場合がある

  • 長時間の外出や旅行は犬の性格や留守番の苦手さから制限されやすい

  • 予防医療や健康診断を怠ると病気のリスクが高まる

  • ケアや費用の負担を減らすためには自宅での手入れやペット保険が有効

 

費用項目 初期費用 毎月の費用 生涯費用(目安)
購入費用 20〜40万円
食費 3,000〜5,000円 50〜70万円
トリミング 6,000〜13,000円(1〜2ヶ月に1回) 80〜120万円
医療費(予防) 月割で5,000〜10,000円 50〜80万円
その他(グッズ・保険など) 数万円 2,000〜5,000円 30〜50万円
合計 15,000〜25,000円 200〜400万円
 

この記事を書いた人

ひで
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チワワの「のんちゃん」と暮らすひでが運営しています。

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のんちゃん
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この動画は僕と飼い主のひでのショート動画だよ。

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